「丸の内朝大学」環境学部での
アーバン木こりクラス~森と身近になる3ヶ月~
です。詳しくはこちら>>http://www.ecozzeria.jp/asadaigaku/course/28231451.html
この朝大学でのお話をいただいてからというもの、
「どんなカリキュラムで山のことをお伝えしようか??」と毎日、眠れない夜を過ごしました。。。。とまでは言いませんが、山とか森とかを「環境」として話そうとすると、どうしても7回の講義だけでは足りず、どのような内容を伝えるのが、これからの日本を引っ張っていく(だろう)丸の内の人たちに役に立つのか??悩みました。
2009年から冬を除いて毎月のように開催してきたecoコン・山に入って、男女で協力して伐倒する企画。
たしかに、このecoコンのおかげで、自分たちもたくさん木を伐って(当日以外も)たくさんの人たちに山に入ってもらう機会をつくることができました。
でもでも、丸の内の人たちには、もっともっと広い森の話をしたい!!
とはいえ、あまり硬派にやりすぎると「朝だから、そんな頭まわらないっすよ!(ウダ君談)」ということで、朝から森の中に迷い込んでしまったら大変だし。
試行錯誤の上、いままで森に行ってボランティアとかスポーツとかしてきた人も、いままで森には関心があったけれど機会がなかった人にも、楽しみつつ、勉強になる、そんなカリキュラムにしてみました。
まずは、第1回は、山梨から、間伐した木を丸の内に運び、それを立てた状態で、伐倒の練習をやってみます!
第2回は、国内だけじゃなく、グローバルに視野を広げて、森の価値とはなんぞや?そもそも、人間の文明とは、どこから来ているのか?を語ります。
第3回は、森の機能を一気に勉強します。建築用の木材だけ?いやいや、食べ物だって、水だって、エネルギーだって、そして生物資源もみんな森から。ちょっと本を読んでも出てこない深い話を軽くします。
第4回は、いざフィールドワーク。いつもは入ることのできない林道を、みんなで登って、実際に間伐のできている森、できていない森、そして天然の広葉樹林を、体感してもらいます。もちろん、チェーンソーを使った木の伐倒や、地元の森からの幸をいっぱい味わってもらいますよ〜
第5回は、長野県の白馬・大町から現場で活躍されている日本版フォレスター(林業士)の先生をお呼びして、恒常的に利用していける森とはどんなものか、その育て方などを学びます。
第6回は、今、大問題になっている野生鳥獣のこと。シカの問題や、熊の問題を、まじめな森の視点と、おもしろ美味しいシカ肉の視点、両方から探求していきます。
第7回、最終回は、森の関係で活躍されている各NPO/組織の方々に集まっていただき、国際森林年の今年、日本でどんなことを仕掛けていくか!?という、ここでシカ聞けない最新情報を座談会形式で討議していきます。
現在、さらに有意義な話・説明をしてくれる人・メーカー等々にも、参加調整中です。確定後、このBlogやTwitter(こちら)、さとまるFacebookページ(こちら)で発表していきますので、ご期待下さい!
また、朝大学のクラスに関しての質問などありましたら、さとまる きこりクラス担当の大藪(こちら)までご連絡ください。
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