2010年12月29日水曜日

間伐材で地域貢献をしてみる!

間伐した材って、どうしていますか??

ecoコンなどで森に入って間伐している私たちも、間伐材とは言えない良質な材をどう活用しようか、ずっと頭を悩ませてきました。

丸太のまま使うのもログハウスであれば良いんですが、意外と、使い道がないんですよ、丸太って。

そんな時に、甲州で絶大なる協力をしてもらっているNPO甲州元気村の元気担当ましゅまろさんから、自宅の前にある美化コンクール会場、、、という名のゴミ集積場が作ってから数年経って痛んでいるので、修理して欲しい!という依頼がありました。
(という依頼をもらったのは、もう、かれこれ半年以上前でしょうか・・・)

よし〜 この師走に、いっちょやるぜ!

といいつつ始めたものの、土が硬くて手元のシャベルじゃ歯が立たない。。。

困って、他の道具がないか探していると、、、、
なんと、隣のおっちゃんが、ユンボに乗って登場したではあ〜りませんか!!!
これには、一同、仰天。奇跡と呼ぶのか、共同体での共鳴なのか、霊的現象か、定かではないけれど、とにかく、何かに感謝しつつ、作業を進めます。

盛り上がっている状況は、こちら↑

あとは柱になる丸太で埋めるところをバーナーで焼いて
四隅に柱を、御柱のように立てて
柱に溝をつけて、そこに、海外から輸入したチェーンソー製材機でつくった板をはめていきます

そんなところで、お昼ご飯を、ましゅまろさんに作っていただいちゃいました!



さらに、無農薬で育て、自家製粉をした、そば粉をつかった、お手製ガレットも!!

なんて、おいしい思いばっかりしてないで、作業です。


さぁ、いよいよ完成です!

(といっても、実は横面が時間が無くて、次回になっちゃったんですけどね〜)

おまけにこんなものも作ってみました。
なんでしょうか!?答えは次回!!

2010年12月28日火曜日

緊急企画:12月の森でecoコンを開催してみた〜!

甲州の森の中で、男女が仲良く間伐をする次世代のコン活「ecoコン」、4月から毎月開催して、11月を最後に、冬ごもり期間となりました。

が、、、このお馬鹿な企画を、取材したいというTV局の方からのご要望に応えて、雪も舞い降り始めた甲州で、特別アンコールのecoコン12月を開催しました。

今回は、東京からの大学生から社会人までの女の子と地元の男性、という設定


まずは、東京からバスに乗ってきてくれた女の子を、軽トラで森の中にご招待〜

はい、到着!

広葉樹の森から流れ出る清流の味は格別!暖かくなったら珈琲を入れて飲みたいね
(※釣竿は釣りをしているわけではありません〜 森林の木の本数を数えてるんだね)

いよいよ、みんなで山を登っていきます。重い荷物もあるから、気をつけてっ

こんな感じで、みんなで順番に、木にノコギリを入れていきます

ちょっと、ちょっと、女の子の方ばっか見ていないで、ちゃんと伐倒しているところ見てないと、頭から木が落ちるよっ!!


さあ、いよいよ倒れますよ!!

どど〜ん!!
狙い通りに樹幹の間を倒れていきました。今回は2本とも掛かり木せずに無事伐倒!

無事に倒した後は、人生初のチェーンソーを地元男子に優しく教えてもらいながら体験します〜〜
チェーンソーが使える男子!かっこええでしょ!?

今回は、夜のクリスマスパーティのための薪割りも体験。えぃっ!!
きれいに割れましたね〜パチパチ

テレビの撮影はこんな感じ。主催者Eco Brandのあずまっくす、まっしろになってます!

森からでてくると、冬至のこの季節は、もう夕日。冬の澄んだ空気に富士山が映えます!!

温泉で汗を流した後は、リノベーションされた古民家で、グリーンBBQ Partyです!

この古民家の主、山賊のお頭は、狩猟免許も持っているのです〜鹿も鴨も食べられるよ!

盛り上がりの様子は動画でどうぞ!

そうして夜は深まっていくのでした。。。

TVが入ると言うことで急遽、集まってくださったみなさん、ありがとうございました!!
撮影のために、いろいろと普段とはしないことをしたので、おもしろかった&せわしなかった、スペシャルバージョンでしたが、最後は、いつも以上に楽しいecoコンになって、本当によかったです。
ぜひ、次回は、ゆっくりと甲州を楽しみにきてください。
→いつでも、コロボックルのマスターが待ってますよ コロボックル
→最新のさとまるin甲州の情報は、twitterで さとまるTwitter

参加していただいたみなさん、写真はこちらからどうぞ〜
20101223ecoコンforフジTV

2010年12月26日日曜日

雪班発足MTG&新鮮野菜鍋会&プレさとまるシェ

12月20日、さとまる雪班発足MTG&新鮮野菜鍋会開催しました~♪

雪遊びの楽しさを、雪遊びのプロ(あほ)がしっかりレクチャー、
冬の集まりはやっぱり鍋!というわけで、
さとまるらしく、山梨からひでや君が新鮮野菜を届けてもらい
それを味わいつつ、お野菜直売もやっちゃおう!という盛りモリ企画。

美味しいものにはみんなが集まる!と
10名ほどの予定があれよあれよという間に20人ほどに・・・。

こちら噂の上山の雄、かっち直伝の無水鍋!
お水もだしも入れず白菜と豚肉、桜えびの旨味を純粋に味わえます。


ワインの古酒と大藪家特製の果実酒。
古酒はとてもまろやかで飲みやすくて、うっかり酔いました~(^^)


東京のど真ん中、青山のオフィスに山賊現る!
右端が野菜を持ってきてくれた ひでや君


超新鮮な野菜が手に入るとあって(しかも安い!!)
女子達はマルシェに釘付け(笑)
無事完売となりました~。


終盤にひときわ大きな歓声が上がったのがこちら


山賊さんが山梨から鹿を持ってきてくれました!
最近しっかり鹿づいているさとまるメンバー、
下処理、捌き方のうまさにうっとりしながら美味しくお刺身で頂きました。

雪遊びでボキっと骨を折った経験の持ち主や、
ゲレンデでも笑いとしゃべりが止まらない人、
たまに静かな静岡さんになっちゃう人やら
今回も多彩なメンバーが集う場になりました。
この日初めて参加した女子も楽しんでくれました。
みんなありがとう!!

雪シーズンの本格到来を前にテンションをあげるべく、
雪あほさんたちの爆笑映像鑑賞会も。

つい何年か前まで山開き!と称して仲間達とパーティしていた頃を思い出しました。
今年は私もスノーボード復活しようと思います♪

大好評につき、次回の鍋会&さとマルシェ日程もすでに決定しました。
2011年1月24日19:00 - 22:30@外苑前
詳細はfacebookをチェックしてくださいね↓
さとまる雪班:超新鮮な神金野菜を使った鍋会&直売まるしぇ(その2)

楽しそう!って思った方はぜひご参加を~(^▽^)

やよいでした。

2010年12月16日木曜日

さとまるLLP 2010年最後の定例会を終えて

2010年を突っ走ってきた、さとまるLLP

2009年に設立した当初は、どんな形で、どんなことを、どうやっていけば良いか、暗中模索で始めたのが懐かしいなぁ
2010年の終わりになって、自分たちが東京という町を拠点にして、将来、そして自分の子孫が生活しつづけることができる地元・地域を、どうやって見つけ、より良くし、そしてどうやって移り住んでいくか、方向性が見えてきた気がしています

そんな師走に、2010年最後になる、さとまる定例会が開催されました。
内容としては、
千葉班から、荒れ地・谷津田・ボナンザの来年度計画
伊豆班から、養蜂・炭焼きプロジェクト進捗
山梨班から、地域おこし協力隊・ecoコン報告や来年の米作り・大豆作り、味噌造りの計画
 & 杣株式会社の設立の発表 まずは炭焼きから始めます
 & 北杜市のNPO「えがおつなげて」との活動報告
長野班から、大町林業研修報告・飯田市バイオマス、大町の拠点作り、来年1/2月の炭焼き・巣箱づくりの計画
 & 丸の内朝大学 の計画
東京班からは、銭湯部の報告 & 12/23銭湯部の計画
奈良班からは、上北山村ツアー報告 & 将来的なカフェや温泉宿の計画
全体の管理班として、さとまるLLPの組合員の位置づけ、などの話がありました。

そして、今回は、ミツバチ班より、嬉しいお知らせ
(株)BeeBrand が取り扱う、ボジョレーの山の蜂蜜や、山のラベンダーの蜂蜜が、東京の高級レストランに納入決定!
サンプルを試食させてもらいました、、、これは、ハチミツの概念が変わるほどの美味!!!!!

さらに、今回は、ecoコン初のゴールインの報告がありました!
スタッフとecoコン参加の女性なんて、最高ですよね~

最後に、定例会の中で、さとまるの事業説明資料の説明を行いました。
ポイントは、スタートの資金は現金や補助金などを使いつつも、どんどん、お金に頼らない現物・体験・サービスの形に配当や、そもそもの生活をシフトして行ってしまうことです。
101216SatomaruLLPwithEnergy
転送・配布、大歓迎ですので、地域づくりや地域おこしをやっている方々、ぜひ色んな方々へお伝えください!!


会の様子は、Ustreamでどうぞ~

2010年12月13日月曜日

奈良県上北山村鹿狩り旅~


11月の連休を利用して奈良県は上北山村へ鹿を追いに行って来ました!

上北山村は大台ケ原の近くの山間の村。
森林率はなんと98%だとか。
吉野や熊野、尾鷲が近いといえばなんとなくイメージ湧きますでしょうか?


製材もできる整体師をめざす、まっすんこと枡岡さんのご縁で
遊びにいかせてもらいました。

1日目は鹿狩り!と意気込んでいたのですが
9時ごろ到着したところ、すでに他の人が山に入っていて、
私達は追われた鹿を待ちうけることになり、山の中には入れませんでした。
狩りの朝は早いのですね。

これにはただ早い者勝ち、というわけではなくちゃんと理由があって
鹿さんは夜行性で、昼間は住処で寝ているらしく
出歩くのは夜~早朝。
夜間の狩りはさすがに危ないので
銃で鹿狩りするなら早朝!と決まっているそうなのです。
次にいく時は前泊しよう!となりました。
何事も現地に行くまでは事情がよく分からないものですね。


初日は気持ちのいい晴天でした!



鹿を待ちながらまったりお弁当タイム














鹿には残念ながら遭遇できずでしたが、この後の散策では
イノシシの痕跡や鹿のものと思われる糞を発見したり
確実に近くに住んでいるんだなぁと実感。
しとめてみたいっ(^◇^)

こーんな巨木にも出会いました♪

根元にはワイヤーの痕跡が。。
この道は林業用作業道で一般の人は入れない道路。
ここで切った木を上げるのは大変だっただろうな。。

鹿をしとめられなかったので楽しみにしていた鹿料理が食べられない~
と思っていたら、なんと同行してくれたお父さんが前日にしとめたものをふるまってくださるとのこと!
ありがたや~♪

というわけでお父さん宅にてみんなで解体作業をしました。
血抜きや皮をはぐ作業はすでにして下さっていて
「前足」「肩」など大まかなパーツに分かれた状態からスタートしました。



お母さんのご指導のもとみんなで解体!

筋膜を取るのがなかなか大変なのですが味を左右する大切な作業。
みんなでがんばりました。

そのかいあって、鹿料理はどれも最高!な味でした。





鹿のタタキ。さっぱりしつつも味わい深い、お肉の味を素直に味わえる一品です。
他にもにんにく醤油で頂くお刺身、網焼き、レアスモークなどがでましたが
美味しくて写真を撮るのを忘れました。。
見てみたい方、ぜひ今度は一緒に行きましょう♪
はまりますよー!

食事はこんな囲炉裏端で頂きました。
元々掘りごたつだったところをリフォームで囲炉裏にしたそうです。
しかも自作!

鹿にだけでなく、ぼたん鍋、サンマの丸干し、
鯖の押し寿司など、海の幸、山の幸てんこ盛りの贅沢晩御飯を頂いちゃいました☆

囲炉裏でお鍋をつつくの、最高ですね。

後半戦、この囲炉裏端は「スナックあおい」に変身。
美味しい肴とお酒に飲ませ上手なあおいちゃん効果で酒瓶が次々と空っぽに(笑)

翌日、枡岡さんは静かな「静岡さん」に変身しました。





実はこの村は南北朝時代の南朝終焉の地なんだそうです。
2日目の神社仏閣めぐりでは南朝ゆかりの地を訪ね、
集落のそこかしこに戦いの日々の痕跡を感じました。

山深いながらも海も近く、食が本当に豊かな上北山村を堪能した旅でした。

しかしここにはまだまだ埋もれている宝物がいっぱいありそうです!
また遊びに行きましょう♪

2010/11/22奈良上北山村鹿狩

2010年12月1日水曜日

さとまる古民家創造舎(仮)

初冬の山梨県・杣口の森です。
今回は、古民家の建築、改修、解体プロジェクトのkick offイベントとして、「間伐と製材」をしました。

まずは、
薪ストーブの準備。
この日は、比較的穏やかな気候で、やわらかい日射しが森に注がれていましたが、やっぱり、これがないと、ね。

近くの湧き水でお湯を沸かして、お茶を入れて、ほっと一息です。
今日のお茶請けは、地元の方から差し入れにいただいた、ほんのり甘い柿。お茶との相性は、抜群です。

危険を伴う作業の前に、こうやって心と身体をリラックスさせたり、皆で一体感を共有することも、大事な準備の一つ。

「今日はどの木を倒してどれくらい切ってどうやって製材しようか。」
ストーブを囲むと、ついつい話が長引いてしまいます。

さて、そろそろ作業に取り掛かりますか。

森と木と対話しながら、どの木を倒すか、検討します。
けれど、今回は、うまく条件に合う木がなかったので、木を倒すことは見送ることに。

そこで、既に倒してあった樹齢50~60年の木をチェーンソーで切って、山から下ろすことにしました。
切った木は、チェーンソーに専用のアタッチメントを付けて、一定の厚みで水平に切って、板材に加工します。

こうやっていろんな道具を使いこなせるようになると、山仕事をもっと身近に感じるきっかけになるかもしれません。
古民家プロジェクト成功に向けて、まずは新たな一歩です。

ごあいさつ

さとまる へようこそ!

さとまるでは、今まで価値化されていないものを発掘し、タダで提供していけるよう、メンバーみんなで活動をしています。
日本に暮らす私たちが持っていた懐かしい過去と、努力して生み出してきた輝かしい現代とを振り返り、「お金では買うことのできない豊かな生活」を、わたしたちと一緒に創っていきませんか?
(今日からあなたも、さとまるメンバーになりませんか?)