2010年12月13日月曜日

奈良県上北山村鹿狩り旅~


11月の連休を利用して奈良県は上北山村へ鹿を追いに行って来ました!

上北山村は大台ケ原の近くの山間の村。
森林率はなんと98%だとか。
吉野や熊野、尾鷲が近いといえばなんとなくイメージ湧きますでしょうか?


製材もできる整体師をめざす、まっすんこと枡岡さんのご縁で
遊びにいかせてもらいました。

1日目は鹿狩り!と意気込んでいたのですが
9時ごろ到着したところ、すでに他の人が山に入っていて、
私達は追われた鹿を待ちうけることになり、山の中には入れませんでした。
狩りの朝は早いのですね。

これにはただ早い者勝ち、というわけではなくちゃんと理由があって
鹿さんは夜行性で、昼間は住処で寝ているらしく
出歩くのは夜~早朝。
夜間の狩りはさすがに危ないので
銃で鹿狩りするなら早朝!と決まっているそうなのです。
次にいく時は前泊しよう!となりました。
何事も現地に行くまでは事情がよく分からないものですね。


初日は気持ちのいい晴天でした!



鹿を待ちながらまったりお弁当タイム














鹿には残念ながら遭遇できずでしたが、この後の散策では
イノシシの痕跡や鹿のものと思われる糞を発見したり
確実に近くに住んでいるんだなぁと実感。
しとめてみたいっ(^◇^)

こーんな巨木にも出会いました♪

根元にはワイヤーの痕跡が。。
この道は林業用作業道で一般の人は入れない道路。
ここで切った木を上げるのは大変だっただろうな。。

鹿をしとめられなかったので楽しみにしていた鹿料理が食べられない~
と思っていたら、なんと同行してくれたお父さんが前日にしとめたものをふるまってくださるとのこと!
ありがたや~♪

というわけでお父さん宅にてみんなで解体作業をしました。
血抜きや皮をはぐ作業はすでにして下さっていて
「前足」「肩」など大まかなパーツに分かれた状態からスタートしました。



お母さんのご指導のもとみんなで解体!

筋膜を取るのがなかなか大変なのですが味を左右する大切な作業。
みんなでがんばりました。

そのかいあって、鹿料理はどれも最高!な味でした。





鹿のタタキ。さっぱりしつつも味わい深い、お肉の味を素直に味わえる一品です。
他にもにんにく醤油で頂くお刺身、網焼き、レアスモークなどがでましたが
美味しくて写真を撮るのを忘れました。。
見てみたい方、ぜひ今度は一緒に行きましょう♪
はまりますよー!

食事はこんな囲炉裏端で頂きました。
元々掘りごたつだったところをリフォームで囲炉裏にしたそうです。
しかも自作!

鹿にだけでなく、ぼたん鍋、サンマの丸干し、
鯖の押し寿司など、海の幸、山の幸てんこ盛りの贅沢晩御飯を頂いちゃいました☆

囲炉裏でお鍋をつつくの、最高ですね。

後半戦、この囲炉裏端は「スナックあおい」に変身。
美味しい肴とお酒に飲ませ上手なあおいちゃん効果で酒瓶が次々と空っぽに(笑)

翌日、枡岡さんは静かな「静岡さん」に変身しました。





実はこの村は南北朝時代の南朝終焉の地なんだそうです。
2日目の神社仏閣めぐりでは南朝ゆかりの地を訪ね、
集落のそこかしこに戦いの日々の痕跡を感じました。

山深いながらも海も近く、食が本当に豊かな上北山村を堪能した旅でした。

しかしここにはまだまだ埋もれている宝物がいっぱいありそうです!
また遊びに行きましょう♪

2010/11/22奈良上北山村鹿狩

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

ごあいさつ

さとまる へようこそ!

さとまるでは、今まで価値化されていないものを発掘し、タダで提供していけるよう、メンバーみんなで活動をしています。
日本に暮らす私たちが持っていた懐かしい過去と、努力して生み出してきた輝かしい現代とを振り返り、「お金では買うことのできない豊かな生活」を、わたしたちと一緒に創っていきませんか?
(今日からあなたも、さとまるメンバーになりませんか?)