初冬の山梨県・杣口の森です。
今回は、古民家の建築、改修、解体プロジェクトのkick offイベントとして、「間伐と製材」をしました。
まずは、薪ストーブの準備。
この日は、比較的穏やかな気候で、やわらかい日射しが森に注がれていましたが、やっぱり、これがないと、ね。
近くの湧き水でお湯を沸かして、お茶を入れて、ほっと一息です。
今日のお茶請けは、地元の方から差し入れにいただいた、ほんのり甘い柿。お茶との相性は、抜群です。
危険を伴う作業の前に、こうやって心と身体をリラックスさせたり、皆で一体感を共有することも、大事な準備の一つ。
「今日はどの木を倒してどれくらい切ってどうやって製材しようか。」
ストーブを囲むと、ついつい話が長引いてしまいます。
さて、そろそろ作業に取り掛かりますか。
森と木と対話しながら、どの木を倒すか、検討します。
けれど、今回は、うまく条件に合う木がなかったので、木を倒すことは見送ることに。
そこで、既に倒してあった樹齢50~60年の木をチェーンソーで切って、山から下ろすことにしました。
切った木は、チェーンソーに専用のアタッチメントを付けて、一定の厚みで水平に切って、板材に加工します。
こうやっていろんな道具を使いこなせるようになると、山仕事をもっと身近に感じるきっかけになるかもしれません。
古民家プロジェクト成功に向けて、まずは新たな一歩です。
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